
外出自粛で気づいた不要なこと、タロットで見る断捨離とは?

こんにちは。
一生続けられるタロットカウンセラー育成プロデューサー 葵レオラです。
緊急事態宣言が出されて2週間が過ぎました。
昨日のニュースでは、
まだ大きな数字の変化が見られず、
緊急事態宣言の延長という話も出てきたようです。
私たちの生活は大きく変わり、
ひとりで過ごす時間が増えたという方は
多くいらっしゃると思います。
ひとりの時間が増えると、
普段気にならなかったようなことが
急に気になりだしたりしませんか?
今までは気にならなかった
部屋の片隅に積まれた本の山や、
洋服ダンスに入ったままで
何年も来ていない洋服のことなど。
「せっかく時間もあるし、
この際要らないものは
思いきって捨てようかな?」
と思っている方もいるのではないかと思います。
そこで今日は、
「外出自粛で気づいた不要なこと、
タロットで見る断捨離とは?」
というお話をしようと思います。
モノだけではなく、
人とのお付き合いについても、
「この人との関係って必要だったかな?」
そんなことをふと考えている方も
いるかもしれません。
実は「人生の大きな出来事」の意味を持つ
タロットカードの「大アルカナ」
というカードの中に、
「断捨離」を意味するカードがあります。
今日はそのカードの意味を説明しながら
今私たちの状況を考えていきたいと思います。
実は不要なことばかりかもしれない
「朝6時に起床し、7時に家を出て、
9時から18時まで仕事をする。」
そんな毎日が当たり前で、
何の疑問もなく過ごしてきたのに、
急に「外出するな」と言われたり、
「買い物は最低限だけ」と言われ、
私たちは急に行動を制限され、
自分ひとりで過ごす時間を
強制的に持たされるようになりました。
または、
「いつもは家族バラバラ。
子供たちは友達と夕ご飯を食べることが
ほとんどだし、旦那も飲んで帰ってくることが
多い。だから家でひとりで適当に
食べて終わらせることがほとんどだった。」
という方が、急に家族との時間を
過ごすようになり、
家族のこと最優先で考えなければ
いけなくなったという方もいるでしょう。
いずれにしても、
この数週間で、私たちは毎日一緒に
過ごす人が大きく変化しました。
制限が始まった当初は、
会えることが当たり前だった人と
会えないことに不安を感じたり、
寂しさを感じたりしたかもしれませんが、
少し時間が経ってきた今、
「あの人との付き合いは本当に必要だったのか?」
と疑問に感じ始めている、
そんな話も耳にするようになりました。
会社に行っている時は、
どんなに面倒でも毎日顔を合わせなければ
ならない、でも今は、
必要最低限オンラインで話せばいい。
急ぎでなければ、メールやチャットで
終わらせればいい。
そんな風にコミュニケーションの方法が
変わってくると、
「これはこれで済むよね」
と感じるかもしれません。
もしかすると、
「あの人とは話さなくても済むじゃん」
というケースもあるかもしれません。
会社だけではなく、
プライベートな時間でも、
「あの人とは、無理に付き合っていたかもしれない」
と思う場合もあるかもしれません。
これまで何の疑問もなく
過ごしてきた1日を振り返ってみると、
本当に必要だった人間関係が
どれくらいあると思いますか?
実は、「ほとんど必要なかった」
なんていうこともあるのかもしれません。
離れてわかる不要な人間関係
人との接し方をこれだけ強制的に
制限されてみると、
「あの人とはどうして
付き合ってきたんだろう?」
とか、
「自分はどうして
あの会に参加していたんだろう?」
と、これまでは疑問にも
思わなかったような、
「なぜなぜ?」が頭の中で
巡り始めます。
なんとなく嫌だなとか、
なんとなく面倒だなと思っていても、
そのことに気づくと、
気づいたことが面倒になる。
そこに気づいたからといって、
その人と会わないようにするとか、
その会にはもう参加しないようにするとか、
その方が面倒だなと感じ、
忙しい毎日を言い訳にして放置する。
ですが、行動が制限されている今は、
もしかすると
「人間関係を一度見直してみてください!」
と言われているのかもしれません。
仕事にしても、
プライベートにしても、
いなければいないで特に問題ないと
思う一方で、
これまではあまり連絡していなかった
人のことが気になったり、
心配になったりするということもあります。
今私たちは、
これまでの人間関係を断捨離し、
「本当に自分にとって必要なモノ、
必要な人って何なんだろうか?」
そして
「それはどうして必要なんだろうか?」
という、少し哲学的なことを
考えさせられているのかもしれません。
タロット「死神」のカードの意味
さて、ここで少し
タロットのお話をしたいと思います。
タロットカードは1セットで78枚あります。
そのカードのうち22枚は、
「大アルカナ」と呼ばれていて、
「人生の大きな出来事」が描かれている
と言われています。
その大アルカナの1枚に、
「死神」というカードがあります。
名前を聞いただけで衝撃がありますよね。
名前だけでなく、
イラストも衝撃的です。

骸骨が白い馬に乗っているカード。
カードの右下には、
親子でしょうか?
「どうか助けてください」
そんな風に懇願しているようにも見えます。
このカード、初めてご覧になった方は、
どんな印象を受けましたか?
「死神が多くの人を殺し、
世界征服しようとしている」
そんなイメージでしょうか?
実はこのカード、
ネガティブな意味ではなく、
ポジティブな意味を持っています。
その意味は、
「生まれ変わって、新たにスタートする」
「断捨離」
「強制終了」
という意味を持つカードとも言われています。
イラストをもう少しよく見てみると、
右下の女性は白い洋服を着ています。
タロットにおいて、
「白」は純粋であること表します。
その女性は、死神の前に跪いて、
「これから変わっていきます」と
死神に懇願しているように見えます。
一方その少し上の黄色の洋服を着た人。
こちらも何やら死神に懇願してる
様子ですが、先ほどの女性より
目線が高いことがわかります。
タロットにおいて黄色は「裕福」とか
「満たされてる」を意味しますが、
この人は元々色々な物を手にしていた
位の高い人かもしれません。
そのことから考えると、
「いくらでもお金を渡すから
どうか助けてください」と
訴えているようにも見えます。
手にしたものは手放したくない
そんな風にも感じます。
このカードのもう一つ重要な点。
それは背景に太陽が描かれていること。
これは恐らく沈む太陽。
「これまでのことがもうすぐ終わる」
そんな意味を持っていると考えられます。
「死神」の次のカードが意味すること
タロットカードは、
トランプのように数が振られていて、
その順番に人生の大きな出来事が
起こると考えられています。
先ほどの死神の次のカードは、
「節制」というカードです。

このカードに描かれているのは「天使」。
澄んだ水をカップに入れ、
左のカップから右のカップに
水を移しています。
気持ちは落ち着いていて、
心は静かに、
そしてバランスがとれている
そんな風に読み取れます。
このカードには、
「中庸」
「節度」
という意味があります。
一つ前のカードで、
色々なものを手放し、
これまでの自分とは違う自分なる、
そう死神と約束した人は、
無理に多くのものを手にしようとせず、
ただただ、自分を見つめる。
このカードは、
自分ばかりが前に出るのではなく、
周囲と協調しながら生きていく、
そんな静かな決意を示す
カードとも言えます。
そしてもう1つ、
東の空からは太陽が昇ってきているようです。
よってこのカードは
「新しい始まり」も意味しています。
「死神」がもたらすこと
「死神」その名前こそ衝撃的で、
私たちに何か悪いものをもたらす
ように聞こえます。
しかし、死神が私たちの目の前に現れた時、
その状況を受け入れ、
必要ないと思うものは手放す。
それがすぐにできた人は、
そのことをきっかけにし、
自分自身のバランスが整うのです。
そして静かに、ゆっくりと
新しいことが始まっていく。
このように死神は私たちに
強制的に手放すことをさせてくれるのです。
タロットで示されているように、
人生にはこういったことが必ず1度は
起こります。
まさに今、私たちの前に
死神が現れているのかもしれません。
この状況で、
自分にとって本当に必要なものは何か?
そしてこれから付き合っていくべき人は
誰なのか?
を考えることは、
この先の未来に大きく関わってきます。
今多くの時間ができ、
これまでの人間関係について
考えている方は、
ぜひこの「死神」をヒントに、
続ける関係、そして
手放す関係をゆっくりと考えて
そして整理してみてください。
今それをやっておくことで、
次に来る「節制」のタイミングで
自分がどういう人たちと調和していくのかが
大きく変わっていく、
そしてその更に先に待つ未来も
変わっていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は、
「外出自粛で気づいた不要なこと、
タロットで見る断捨離とは?」
というお話をしました。
コロナウィルスの感染が拡大している今、
まさに私たちの目の前に
「死神」がいると感じます。
「死神」のカードが持つ意味である
「断捨離」そして「強制終了」。
強制的に何かを終わらせられてしまう
というのは、
決して嬉しいことではありません。
しかし、終了させられたら、
再度出発しかありません。
コロナウィルスの感染が拡大し、
今私たちは多くのものを失うかも
しれない状況に置かれています。
しかし、その状況だからこそ、
新しいものが生まれる
大きなチャンスなのです。
これまでの当たり前に縛られるのではなく、
色々なことをイメージし、
どんどん実践していく。
関わる人も変えていく。
そう行動することで、
3か月前には想像できなかったことが
新しくスタートしたりするのです。
ぜひ自分が「調和」できる人と
関わりを持ち、
このピンチをその人たちと一緒に
チャンスに変え
乗り越えてください。
何をどう行動すればいいかわからないという方は、
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これも必ず何かのきっかけになるはず。
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しています。
ぜひひとつのきっかけに
して頂きたいと思います。
それでは今日はここまでです。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。