🌿DAY16|それ、本当に「あなたの気持ち」?

DAY15では、
「どうせ」「やっぱり」といった
無意識に口にしている言葉が、
気づかないうちに
判断を決めてしまう、
という話をしました。

今日は、もう一歩だけ進みます。

その判断の前には、
実は、
もっと手前にあったものが
置き去りになっていることがある、
という話です。

目次

わからなくなっているのは、気持ちじゃない

「自分の気持ちがわからない」
そう感じている人は少なくありません。

でも、よく見ていくと、
本当にわからなくなっているのは、
気持ちそのものではないことが多い。

多くの場合、
わからなくなっているのは、
気持ちにつけた言葉のほうです。

気持ちは、もっと手前にある

気持ちは、
もっと手前にあります。

考え始める前、
説明しようとする前に、
一瞬だけ浮かぶ、あの感じ。

「なんとなく嫌だな」
「少し疲れているかも」
「ちょっと引っかかる」

それは、
まだ整理されていないし、
はっきりした言葉にもなっていません。

無意識に、言葉がのっていく

そのすぐあとに、
私たちは
無意識に言葉をのせてしまいます。

「私が気にしすぎかな」
「ちゃんとしなきゃ」
「このくらい普通」

そうやって出てくる言葉が、
いつのまにか
「自分の気持ち」だと思われていきます。

でもそれは、
最初の感覚そのものではなく、
その感覚にかぶせた
反応の言葉です。

すり替わりは、とても自然に起きる

このすり替わりは、
特別なことではありません。

むしろ、
ちゃんと考えようとする人ほど、
起きやすい。

感覚のままでは曖昧だから、
言葉で整えようとする。

その結果、
いちばん最初にあった感じが、
後ろに追いやられてしまうのです。

今日のまとめ

今日は、
「自分の気持ち」だと思っていたものが、
実は、
感覚の上に重ねた言葉だった、
という話をしました。

・気持ちは、もっと手前にある
・そのすぐあとに、無意識の言葉がのる
・ズレるのは、気持ちではなく言葉のほう

次回は、
この「無意識にのせている言葉」が、
どこからやって来るのか。

私たちが知らないうちに
引き受けている前提やルールを、
もう少し丁寧に見ていきます。

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