
\平凡女子がタロット占い師に!?/

前回、気持ちより先に出てくる言葉の話をしました。
それは、私たちが身につけてきた
“正しさの言葉”。
「こうあるべき」
「ちゃんとしなきゃ」
「このくらい普通」
その言葉は、感覚よりも速く立ち上がり、
本音より先に主導権を握ります。
だから、気持ちを感じようとしても、
いつも同じところに戻ってしまう。
ほどけないのは、
あなたが弱いからではありません。
正しさの言葉が、先に握っているからです。
でも、ふと楽になる瞬間があります。
誰かに少し話したとき。
紙に書き出したとき。
メモに残したとき。
答えは出ていない。
状況も変わっていない。
それでも、
胸の奥が少しゆるむ。
それは、
正しさの言葉が消えたからではありません。
その言葉が、
自分の頭の中にある「絶対の声」ではなくなるからです。
書いた瞬間、
それは“文字”になります。
話した瞬間、
それは“音”になります。
自分そのものではなく、
「ひとつの言葉」になる。
すると、
その言葉に従うしかなかった状態が、
ほんの少しだけ変わる。
それが、胸がゆるむ理由です。
頭の中にあるとき、
正しさの言葉はとても強い。
それしか見えない。
それしか選べない。
でも、外に出した瞬間、
それは「読めるもの」になります。
読めるということは、
少し距離があるということ。
距離があると、
問い直す余地が生まれます。
「本当にそう?」
「いまもそれが正解?」
「それ以外はない?」
答えが出なくてもいい。
問いが生まれるだけで、
正しさの言葉は絶対ではなくなります。
感情は、消そうとしても消えません。
でも、見える形にすると、動き始めます。
整理しようとしなくていい。
ただ、外に出す。
それだけで、
“ひとつしかなかった声”が、
“いくつかある声のひとつ”になる。
それが、
正しさの言葉に縛られないための、
最初の変化です。
次回は、
その「外に出す」ことを、
安心してできる方法について話します。
未来を当てるためではなく、
正解を決めるためでもない。
正しさの言葉に握られないための、
ひとつの置き場所として。
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