🌿DAY5|“心と行動のズレ”はどこから生まれるのか?

昨日のDAY4では、
「感情が言葉にならないと、心に“ズレ”が生まれる」
という話をしました。

では今日は、
その“ズレ”が なぜ生まれ、どこで育ってしまうのか を、
もう少し深く見ていきます。

ズレとは、
心が壊れているサインではなく、
“内側と外側がそっと別の方向を向きはじめた”ときに生まれる
静かなずれのことです。

目次

① ズレの正体は、“本音の声が小さくなること”

私たちは大人になるまでの間に、

  • 嫌われないように
  • 期待に応えられるように
  • 迷惑をかけないように
  • 空気を読めるように

こうした「外側の正解」を丁寧に身につけてきました。

その積み重ねの中で、
私たちの本音は少しずつ 後ろに下がっていく のです。

本音の声はもともと“とても静か”。
だから外側の声が大きくなるほど、
内側の声はあっという間にかき消されてしまう。

ズレとは、
本音が聞こえないまま行動だけが進んでいくときに生まれる
ごく自然な現象です。

② ズレが日常に与える影響

心と行動が揃わない状態は、
目に見えない負担として積み重なります。

  • YESと言ったのに心はNO
  • 無理に合わせてしまう
  • 断れない自分にまた少し落ち込む
  • 頑張っているのに疲れが取れない
  • 気づいたら「本当にしたいこと」がわからなくなる

こうした小さなズレが積み重なると、
“なんとなく生きづらい” という感覚につながります。

そして、
このズレがどのように生まれるのかを示す
とても象徴的な出来事がありました。

③ タロットが映した「ズレ」の実例

ある方は、職場にどうしても距離を置きたい先輩がいるのに、
なぜか離れられず、相手の機嫌に合わせ続けていました。

「どうしたいのか、自分でもよく分からないんです」
そうおっしゃっていました。

タロットを展開すると、
そこには“離れたい気持ち”よりも深い場所に沈んでいた
「距離を取っていいはずなのに、嫌われるのが怖い」
という本音が、静かに映し出されていました。

そのカードを見たとき、
彼女は少しだけ息を吐き、
「これ…今の私をそのまま見ているみたいです」
とぽつりとつぶやきました。

その瞬間、
言葉にならなかった気持ちがようやく“輪郭”を得て、
心と行動の方向が同じ方を向きはじめたのが分かりました。

彼女はそこから少しずつ距離の取り方を変え、
無理に合わせる負担が自然と軽くなっていきました。

行動が急に変わったのではなく、
ズレの中心にあった本音が見えるようになっただけ

これが“心と行動のズレ”の正体です。

④ ズレは“反応のループ”で育つ

ズレは偶然ではなく、
心の中の反応によって大きくなります。

  1. 本音が聞こえない
  2. 迷いが増える
  3. 自信が揺れる
  4. 外側に合わせる
  5. さらに本音が見えにくくなる

このループが回り続けることで、
本音はどんどん奥に沈んでいきます。

けれど同時に、
このループは “感情を言葉にする” ことで止めることができます。

言葉にすると、本音の位置が見える。
位置が見えると、ズレは小さくなる。
ズレが小さくなると、日常が軽くなる。

心はいつだって
“本来の場所に戻ろうとしている” のです。

🌙 DAY5まとめ

ズレは、あなたが弱いから生まれたのではなく、
本音が少し聞こえづらくなっていたサイン

その仕組みに気づけるだけで、
心は静かに軽さを取り戻していきます。

🌿 明日のDAY6予告|ズレをほどく“小さなステップ”

明日のDAY6では、

  • ズレを小さくする簡単な方法
  • 本音へ戻るための順番
  • 心が静かに整う“習慣”
  • 迷いを減らす感情の扱い方

を、日常で使えるかたちでお届けします。

ズレは“気づいた瞬間”から
もう戻りはじめています。
明日、その続きをそっとひらきますね。

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