
\平凡女子がタロット占い師に!?/

DAY7では、
感情はただの反応ではなく
「サイン」だという話をしました。
では、そのサインを受け取れるようになると
いったい何が起こるのか?
DAY8では、
感情が “選択のコンパス” に変わる仕組みを、
具体例とともにお伝えします。
私たちは、
頭で考えると迷うけれど、
心はいつも—静かに—方向を示しています。
・モヤモヤ → 本当はそこから離れたい
・ワクワク → 本当は一歩踏み出したい
・ザワザワ → 本当は違和感を感じている
・ホッとする → 本当は安心できる場所
感情が読めるようになると、
どの選択が“自分にとって無理がないか”が
自然と見えてきます。
感情を無視して選択すると、
その先にあるのは 消耗です。
たとえば—
・違和感をごまかして続ける人間関係
・疲れているのに「頑張らなきゃ」と続ける習慣
・心がついていないのに進む仕事の選択
こうしたものは、
後から大きな“負担”となって戻ってきます。
逆に、
感情の声を聴いて選んだものは
疲れない。
そして、自分らしい軸に沿った
無理のない未来が quietly(しずかに)整っていきます。
タロットは未来予言ではなく、
あなたの内側の声を「視覚化」するツールです。
・本当は嫌だと思っている
・本当は距離を置きたい
・本当は進みたいけど怖い
・本当は自分を優先したい
文字にならない声も、
象徴としてカードに現れる。
だから、
タロットは感情のコンパスを
まっすぐ読み取るための鏡になるのです。
ある女性が鑑定に来られたとき、
相談内容はこうでした。
「本当は離れたい先輩がいるのに、なぜか距離を置けません」
意地悪をされるわけではない。
けれど、強い口調で意見を押しつけられ、
気づけば先輩の顔色ばかり見てしまう——
そんな日々が続いていたそうです。
本当はしんどい。
本当は離れたい。
でも、いざ離れようとすると胸がざわついて動けなくなる。
そんな彼女の本音を映し出すように
タロットから出てきたカードが ワンド7(正位置) でした。
ワンド7は、
“自分の領域を守ろうとして、必死に踏ん張っている心”
を象徴するカードです。
外から見ると戦っているように見えても、
内側ではただひとつの思いが隠れています。
「これ以上、傷つきたくない」
そのカードを見たあと、
彼女は少しの沈黙の後に静かに言いました。
「これ…今の私をそのまま見ているみたいです」
離れたいのに離れられないのは、
弱いからでも、意志が足りないからでもない。
ただ、
“ずっと自分を守ろうとしてがんばってきた心があっただけ”。
その瞬間、
押し込めていた本音がふわっと輪郭を持ち始め、
彼女の表情が少しだけやさしくなったのです。
本音に気づくというのは、
自分を責めることでも、誰かを否定することでもありません。
ただ、
「私はずっとこう感じていたんだ」
と静かに認めてあげること。
それだけで、
胸にかかっていた力がすっとほどけ、
“これからどうしたいか” が自然と見えてきます。
彼女がそうだったように——
気づいていなかった本音に出会うことは、
生き方の選択を大きく変えていく第一歩なのです。
明日のDAY9では、
本音に気づいたあとの「日常の変化」 をさらに深く見ていきます。
心の重さが静かに減っていく理由。
“人に振り回されない自分”が育っていくプロセス。
迷いがすっと少なくなる仕組み——。
明日もまた、
あなたの内側にそっと灯る光を一緒に見つけていきましょうね。 🌿✨
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