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占いは、当てるものではなく共同作業だ

「占い」とはひとことでいうとなんなのでしょう?見えない世界からのメッセージでしょうか?不安や心配なことがあるとき、頼りたくなる占い。その占いとは、私たちにとってどういうものなのか?というお話をしていきます。

目次

占いとは、相談者と占い師の共同作業

占いというと、特別な人が特別な力を使って、普通の人にはわからないことを予言することと思われているかもしれません。確かに西洋では、昔から占いを神のお告げのように受け取っていました。でも占いとはそういったものだけではありません。占いとは、相談者と占い師の共同作業です!

占いは、占い師が一方的にお告げを出したり、未来を予測するものではありません。占術を使いながら今の状況を客観的にみたり、未来に起こることを想定してご相談者にメッセージをお伝えします。そのメッセージを受け取ったご相談者が、自分なりに再度問題や悩みについて考え向かい合い、自分の選択すべきことは何かを考えていきます。考えたことは、占い師に対してアウトプットしていくことで、占い師もまた別の視点で解決策を探していきます。

このように占いは、相談者と占い師の共同作業を通して、最適解を探していくものなのです。

占いの結果はあくまでも「ヒント」

占いで出せることは、相談者にとっての「ヒント」です。指示や命令ではありません。だから占い師からヒントが出たら、そのあと必ず、相談者からの視点、意見が必要になります。占いは、先人の智慧がたくさん詰まっていて、さらにこれまでの多くの人の鑑定結果が反映されアップデートされているから、「あたる」ということも多い。でも、あたっているということだけ受け取っても、何の解決にもならないのです。そこから、新たな気付きを得たり、視点を変えたりして、ご相談者ご自身の解決策を見つけ出すことが最終ゴール。そのゴールを達成するためには、占う人と相談者がひとつになって問題や課題に向き合わなければならないのです。

言ってくれなきゃわからない

たとえば、占い師に「1年後どうなるか教えてください」とだけ伝えて占った場合はどうなるのか?占い師は結果を出すとき、占術とお客様から聞いたお話の内容をつなぎ合わせて(点と点をつないで)問題を解決していきます。もし、相談者から何も言ってもらえない、結果だけ要求されるとつなぎ合わせ作業ができなくなり、ご相談者の聞きたいこととかけ離れた結果をお伝えすることになります。その結果は相談者にとって、ぼんやりしたものと感じられるので、相談者からさらに言葉が発信されることはなく、深いお話ができないまま終わるのです。

開示したら話が早い

もしもご相談者が最初から、70%くらいの情報を開示してくれたらその情報と、占術で得られる情報を繋いで、ご相談者の状況や気持ちに合った、精度の高い結果を出すことができます。ご相談者は、占い師から精度の高い結果を得ることができると、自分の考えていることの答え合わせになったり、また逆に全く気付いていなかったことに気づくきっかけにもなります。ということは、そこからまた問題や課題を自分事として改めて受け止め、向き合うことができるようになるのです。

本当に解決するための作業

占いとは、占い師から結果を聞いてそのアドバイスの通りに動いていくものだと考えているのであれば大きな間違いです。占い師は、古くからの智慧である占術から、様々な視点でのヒントを出すだけの人。そこから何を選択するのかは、相談者自身が決めることなのです。ひとりでは解決が困難だから、一緒に解決をしていく、その姿勢を占い師も相談者も持つことがとても大切です。

今日のBlogをお読み頂いた方の中には、「共同作業ってカウンセリングなんじゃないの?どう違いがあるの?」と疑問を持たれた方もいるかもしれません。実はカウンセリングと占いには、ある大きな違いがあります。次回はそのことについてお話しようと思います。

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